230以上の新機能

Mono 2.0などを搭載した「openSUSE 11.1」リリース

2008/12/19

 NovellおよびopenSUSEプロジェクトは12月18日、Linuxディストリビューションの最新版「openSUSE 11.1」をリリースした。

 openSUSE 11.1は、Linuxパッケージの開発プラットフォーム「openSUSE Build Service 1.0」を用いて開発された初のバージョンとなる。インストール/設定ツール「YaST」に新たなプリンタモジュールを追加したほか、パーティショニングモジュールやセキュリティモジュールを再設計するなど、230以上の新機能が追加されている。

 Linuxカーネル 2.6.27.7を採用しており、デスクトップ環境としては「GNOME 2.24.1」および「KDE 4.1.3./3.5.10」を搭載する。また「openJDK」やオープンソースの.NET実装「Mono 2.0」などもサポートしている。

 オフィススイートとしてはNovell版の「OpenOffice.org 3.0」を搭載。Microsoft Excelとの互換性強化やパフォーマンス向上が図られているほか、ODF 1.2のサポート、OOXML用インポートフィルタの搭載など、多くの機能が強化された。またユニークなところでは、音楽再生・管理ソフトウェア「Banshee 1.4」が含まれており、Android搭載携帯電話との同期が可能になっている。

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(@IT 高橋睦美)

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