x86サーバの値下げも発表

x86サーバとOSSの組み合わせを検証、IBMが専任部隊

2009/01/22

 日本IBMは1月22日、顧客のITコスト削減に向け、「IBM System x」や「IBM BladeCenter」といったx86サーバ上でのオープンソースソフトウェア(OSS)活用を支援する専任部隊「Linux/OSSサポート・センター」を新設したことを発表した。

 Linux/OSSサポート・センターは、IBMのx86サーバ製品に、Linuxをはじめとする主要なOSSを組み合わせたソリューションを検証。商用ソフトウェアの場合と同様、日本IBMのサイトやセミナーなどでその情報を公開し、OSSの活用方法を提案していく。

 IBM System xおよびIBM BladeCenterとOSSを組み合わせた提案を行う部隊は数十名規模といい、Linux/OSSサポート・センターもその中に含まれる。日本IBMではこの取り組みを通じて、ITシステム構築時の選択肢を広げ、商用ソフトウェアとOSSを組み合わせて適材適所で活用することにより、ITシステムの最適化とコスト削減を目指すという。

 なお同時に、x86サーバ本体およびオプション製品の価格改定が行われた。1月15もしくは16日受注分より、IBM System xではタワー型サーバで最大22%、ラック型サーバで最大28%の値下げ。ブレードサーバのIBM BladeCenterでは、「LS42 モデル 3QJ」が旧価格の105万円から71万4000円へと32%の値下げが行われるほか、メモリやHDDなどのオプション製品は最大で84%値下げとなる。

(@IT 高橋睦美)

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