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「開発工程」での品質診断を強化
NEC、Java品質診断/改善ツール「ENdoSnipe」を販売
2009/01/28
NECは1月27日、Javaシステムの品質診断/改善ツール「ENdoSnipe」に関して、エスエムジーと販売代理店契約を締結した。
ENdoSnipeは、Javaで構築されたシステムのパフォーマンスや品質を分析・診断し、問題解決を支援するソフトウェア。エスエムジー独自の「Javelin」テクノロジによって、開発・試験中のシステムに手を加えることなく診断を行える点が特徴だ。また、システム構造や動作を見える化し、ボトルネックとなるリスクが高い処理を抽出してその理由を示すことで、問題解決につなげることができる。
2008年10月にリリースされた新バージョン、ENdoSnipe バージョン3.5では、スレッドのブロック(同期処理の待機状態)やメモリリーク(使用可能メモリ容量の減少)といった、解析が難しかった問題の診断が可能になっている。
NECはすでに性能管理ツールを提供済みだが、開発工程における品質診断を強化する製品としてENdoSnipeを位置付け、通信事業者やサービス事業者向けに販売していく。価格は、1ライセンス当たり69万円。
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