Linus氏ら開発リーダーも参加

Kernel SummitとJapan Linux Symposiumのコンボ、秋葉原で開催

2009/02/03

 The Linux Foundationは10月21日から23日にかけて、Linuxをテーマとした公開技術シンポジウム「Japan Linux Symposium」を東京にて開催することを発表した。その直前の10月18日から20日にかけては、Linuxの次の開発について議論する「第9回 Kernel Summit」が行われる予定だ。ほぼ1週間にわたって、Linuxの開発者Linus Torvalds氏やAndrew Morton氏といったコミュニティのリーダーを招いて、Linuxをテーマとした技術イベントが東京・秋葉原で開催されることになる。

 The Linux Foundationは、Linuxの成長、促進を目的に、その普及促進や保護、標準化に取り組んでいる非営利のコンソーシアムだ。2006年より、日本の技術者がLinuxの最新技術動向を入手し、開発コミュニティのリーダーと情報交換する機会を提供するため、「Japan Symposium」を開催してきた。Japan Linux Symposiumはその拡大版という位置付けで、Linuxカーネルにはじまり、アプリケーション開発、クラウドコンピューティング、組み込みシステムへの適用、仮想化など、広い範囲の技術を対象とする。

 同ファウンデーションでは2月2日より、Japan Linux Symposiumにおける発表者募集を開始した。審査結果は5月15日に発表される予定だ。

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Linux & OSS フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

変わり続ける顧客、変わり続けるマーケティング 2024年に最も読まれた記事ランキング
マーケ×ITの最新潮流を伝えるITmedia マーケティング。2024年、読者はどんな記事に注目...

勘違いマーケター戦慄 消費者の約半数は「広告主に無視されている」と感じている件
「データに基づく顧客理解」「ハイパーパーソナライゼーション」などマーケティングかい...

AI・ARで「探索」 人より商品とつながるSNSの行く末――2025年のSNS大予測(Pinterest編)
ビジュアル探索プラットフォームとしての独自の道を進み続けるPinterestはもはやSNSでは...