コンテンツのアクセス制御用Apacheモジュールも公開

ライブドア、開発者向けソースコード公開サイト「EDGE src」をオープン

2009/02/10

 ライブドアは2月9日、同社が開発しオープンソースとして公開しているソフトウェアをまとめて公開する「EDGE src」をオープンした。

 同社は実験的なラボ企画「EDGE」を通じて、社内で独自に開発したソフトウェア/サービスを公開してきた。これまでに、レコメンドエンジン「Cicindela」のほか、Webアプリケーションフレームワーク「Sledge」、英語版RSSリーダー「Fastladder」、スパムフィルタ「スパムちゃんぷるー」などが無償で公開されてきた。新たにオープンしたEDGE srcでは、技術者や開発者向けに、これらソースコードをまとめて提供、公開する。

 同時に、Webサイトで公開する画像やファイルに有効期限を設定し、一時的なダウンロードのみを許可するApacheモジュール「mod_access_token」を、新たにラインアップに追加した。mod_access_tokenをApacheに組み込むことで、Web上で公開されるコンテンツに有効期限を設けることが可能なほか、Webアプリケーションと組み合わせれば公開範囲の制御が可能だ。同社が運営するコスプレサイト「Cure」におけるアクセス制御に利用されているという。

 ライブドアでは引き続き、EDGE srcを通して公開するオープンソースソフトウェアやApacheモジュールを追加していく方針。

(@IT 高橋睦美)

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