2009年後半にはWiMAX搭載ノートPC登場
インテル社員200人がWiMAX利用を開始
2009/03/03
東京・丸の内に本社を置くインテルは、社内にWiMAXの基地局を設置し、営業部門の社員約200人に対してWiMAXデータ通信カードを配布した。社員の生産性向上と利用例の紹介を目指す。
同社は2月26日にモバイルWiMAXの試験サービスを開始した「UQコミュニケーションズ」に共同出資している6社のうちの1社(出資比率はKDDIが32.26%、インテル、JR東日本、京セラが17.65%など)。3月3日に会見した代表取締役社長の吉田正和氏は、「UQコミュニケーションは2012年までに人口カバー率を90%にするとしている。これは約束で、株主であるわれわれも全力を尽くす」とWiMAX普及への意気込みを改めて語った。
WiMAXをチップセットに内蔵するCentrino 2プラットフォーム搭載のノートPCは2009年後半に登場予定。インテルでは継続的投資を進め、今年中にも量産体制に入る32nmプロセス技術と並んでモバイルWiMAXを2009年中の重要なテクノロジーと位置付けているという。向上した省電力機能と合わせて、「革新の起爆剤はノートブックPC」(マーケティング本部長 江田麻季子氏)と話す。
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