ネットジャパンが独Paragonのファイルシステムドライバを販売

Mac OS XからExt2/Ext3へのアクセスを可能に

2009/03/23

 ネットジャパンは3月19日、Mac OS Xからext2/ext3でフォーマットされたパーティションに対する読み書きを可能にするファイルシステムドライバ「Paragon ExtFS for Mac OS X」のダウンロード販売を開始した。

 Paragon ExtFS for Mac OS Xは、ドイツのParagon Softwareが開発したソフトウェア。Paragonが独自に開発したUFSD(Universal File System Driver)技術により、Mac OS X上のFinderやアプリケーションから、Linuxのext2/ext3パーティションに対する高速なアクセスを可能にする。これを活用すれば、ext2やext3でフォーマットされている外部ドライブを使って、MacとLinux間でのデータ共有が可能になる。

 UFSD技術により、高負荷時のファイル操作でも高いパフォーマンスを実現できること、ドライバは起動時に自動的にロードされるため、インストール後特別な設定を行わなくても利用できることなどが特徴だ。

 Paragon ExtFS for Mac OS Xの対応OSはMac OS X 10.4.11以降となっており、価格は4410円。

(@IT 高橋睦美)

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