最新版のUbuntu 9.04が4月23日にリリース

クラウド対応を進めるUbuntu

2009/03/27

 Linuxディストリビューションを提供するUbuntuコミュニティは、最新版となる「Ubuntu 9.04」(コードネーム:Jaunty Jackalope)のベータ版を公開した。2009年4月23日に正式リリースされる予定のもののテクノロジプレビュー版として、デスクトップ版、サーバ版、ネットブック版、ARM版などのほか、Linuxをメディアサーバにする「MythTV」を統合した「Mythbuntu」、マルチメディア処理向けの「Ubuntu Studio」など各種機能に特化したバージョンもリリースされている。

 Linuxカーネル2.6.28、GNOME 2.26、X.ORG 1.6などを採用。オプションとしてext4ファイルシステムが選択可能となったほか、起動時間を大幅に短縮したという。また、CD/DVDライティングソフトが追加されたほか、マルチディスプレイ対応が強化したディスプレイ設定画面、デスクトップ上にポップアップする“ノーティフィケーション”機能などが追加されている。

 Ubuntuの新たな方向性として、クラウド対応を進めていることが挙げられる。Ubuntu 9.04 Server Editionには、Amazon EC2の同等のAPIで自前のクラウドを構成できるオープンソースの「Eucalyptus」を搭載。手元のサーバ群にインストールすることで、Amazon EC2やAmazon EBS/S3といったストレージサービスと同等のものを実現できるという。

 Ubuntu開発チームは2008年12月にはAmazon EC2に対応したUbuntu 8.10 Server Editionをリリースしているほか、2009年3月12日には、Amazon EC2インスタンスの管理・監視、自動スケールアップなどのサービス・ソフトウェアを提供するRightScaleとの協業を発表。RightScaleはUbuntuを正式にサポートすると発表するなど、クラウド対応を進めている。

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(@IT 西村賢)

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