パッチの自動アップデート機能も

Zend、PHPアプリサーバ「Zend Server」をリリース

2009/04/08

 イスラエルのZend Technologiesは4月7日、Webアプリケーションサーバ「Zend Server」を発表した。パフォーマンスや信頼性に優れたPHPベースのWebアプリケーションの開発、実装を容易にするという。

 Zend TechnologiesはPHP開発に特化したベンダであり、Zend ServerもPHPアプリケーションにフォーカスした製品。開発ツールの「Zend Studio for Eclipse」や「Zend Framework」との統合が図られているほか、コードアクセラレータや高度なモニタリング機能、トラブル診断機能などを備えている。

 また、LinuxとWindowsの両プラットフォームにおいて、セキュリティパッチやアップデートを自動的に更新する機能も備えている。LinuxではRPMとDEBの両パッケージに対応している。

 Zend Serverの対応OSは、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntu、Debian GNU LinuxおよびMicrosoft Windows Serverなど。対応データベースはOracle、MySQL、Microsoft SQL Serverとなる。年間サブスクリプション価格は1195ドルから。30日間利用可能なトライアル版も公開されている。

 なお同社は同時に、無償版の「Zend Server Community Edition」もリリースしている。商用版に比べると、アプリケーションモニタリングや診断ツール、ページキャッシング機能が省かれており、開発者や非クリティカルアプリケーション向けという。

関連リンク

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Coding Edge フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...