ARM、x86に続いてハードウェアサポートに広がり

AndroidがMIPSにも移植

2009/04/24

 組み込みLinuxソリューションを提供する米Embedded Alleyは4月23日、AndroidプラットフォームをMIPSアーキテクチャへ移植したと発表した。5月から提供を開始する。

 RMIのArchemyプロセッサファミリーなど、コミュニケーション用途、メディア用途の組み込みプロセッサとして使われるMIPSをサポートする。Androidに特化したLinuxカーネル2.6.28のパッチや、Dalvik VM、デバイスドライバやSDKの移植などを行ったという。

 同社によれば、今回の発表は単純なAndroidの移植ではなく、パーソナルメディア、MID、デジタルビデオ、ホームエンターテイメント、車載デジタル機器、医療機器などで利用できるアプリケーションも含むという。

 Androidはもともとモバイル端末向けとしてARMアーキテクチャに対応して製品が登場したが、現在ではx86アーキテクチャに対応するなどネットブックやデジタル家電などの組み込み分野での利用も期待されている。

関連リンク

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

Java Agile フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...