Googleストリートビューで新サービス

“自転車ストリートビュー”で寺院境内の撮影も

2009/05/13

 グーグルは5月13日、所有者からのリクエストに基づいて私有地などの敷地内を、自転車に搭載したカメラで撮影した画像を「Googleストリートビュー」(GSV)に掲載する新サービス「ストリートビューパートナープログラム」を開始すると発表した。

 クルマが通れずに撮影できないような動物園、公園、遊園地、記念建造物、ゴルフ場などの敷地内であっても、GSVに掲載可能で、2次元の地図から直接確認することができるようになる。施設の運営者は、事前の下調べなどで、より詳細、具体的なイメージを把握してもらうことで、来場者増などを期待できる。

jitensha01.jpg 新たに製作した自転車ベースの撮影機材

 撮影は、トライク(trike)と名付けた自転車で行う。撮影可能な件数は、「多くても1カ月に数件程度」(同社)でスタートするという。

 新サービスでは、Webフォームからの申し込みに応じて同社が内容を審査した上で撮影を行う。料金は無料。一般公開に先立って試験的に協力を得た京都・高台寺の撮影風景と、同寺院執事長の川本博明氏のコメントを含む映像は以下の通り。


Googleマップのストリートビュー(自転車版) 京都高台寺での撮影風景

(@IT 西村賢)

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