約1時間にわたって遅延や中断

グーグル、大規模障害の原因はルーティングエラー

2009/05/15

 米グーグルは5月14日、約1時間にわたって起こったサービス障害の原因がルーティングのエラーにあったことを明らかにした。米国西海岸の太平洋時間で午前7時48分から約1時間にわたって検索サービスやGmail、YouTubeを含む、多くのサービスで遅延や中断が発生。同社のユーザー全体の約14%に影響があったという。

 原因はシステムのエラーによって、トラフィックの一部がアジアを経由してしまっていたこと。同社上級副社長でオペレーション担当のUrs Hoelzle氏は障害報告のブログエントリの中で、超高速、常時オンを目指してサービス提供してきた同社にとって、こうしたミスは恥ずかしいことで、再発防止のためにさらに努力していくとしている。

(@IT 西村賢)

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