VisualStudio上で帳票を作成

グレープシティが帳票レイアウトコンポーネントの新版を開発

2009/06/17

 グレープシティは、帳票をレイアウトするための.NET対応のコンポーネント「ActiveReports for .NET 6.0J」を8月下旬に発売する。

 ActiveReports for .NETは、もともと米Data Dynamicsが開発していた、VisualStudio上で帳票を作成できるコンポーネントだ。最新バージョンのActiveReports for .NET 6.0Jから、グレープシティが開発から販売までを行うようになった。同社が開発を行うことで、日本の帳票開発者の声をより反映しやすくなったとしている。

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 帳票の細かなレイアウトの効率アップのため、けい線表示の強化や文字列の均等割り付けを可能にした。また、次世代標準規格のバーコードや帳票の空白行を埋めるための空行を挿入できるようにした。

 さらに、レイアウト画面で配置位置やサイズをナビゲートする編集補助線やテキストの直接編集ができるようにした。Webでの表示を可能にするHTTPハンドラ機能や大量印刷をプログラムで制御できるFlashビューアなども使えるようになっている。

 価格はスタンダード版が1開発ライセンス当たり12万6000円、プロフェッショナル版は29万4000円。プロフェッショナル版では、e-文書法の要求に応じるため、PDF帳票生成時にタイムスタンプや電子署名が使えるようになっている。

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(@IT 河内典子)

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