Evans Dataが調査報告
北米でRuby利用が6カ月で4割増
2009/06/24
米Evans Dataは6月23日、北米におけるRuby利用の割合が前年比で4割増えたとする調査報告を発表した。調査は開発者やIT管理者約400人の回答者を対象に1998年から継続的に年に2回行っているもので、開発言語、プラットフォーム、採用技術のトレンドをまとめたもの。
調査によれば「開発言語にRubyを使うことがある」とした回答が2008年の前回調査時に10%だったのに対して、2009年の今回は14%に増加している。加えて、20%の回答者が2010年には使うことになると答えたという。メインストリームの.NET言語やJava言語に比べてニッチにとどまるものの、利用者の絶対数は確実に増えていると言えそうだ。増加の理由として同社社長でCEOのジョン・アンドリューズ氏は「スクリプト言語を使う開発者の増加は、変化の激しい市場ニーズに高い柔軟性で対応できるWebセントリックなアプリケーションへの注目が一般に高まっている昨今の状況と関係している」と発表文で述べている。
このほか調査の主な結果は以下の通り。
- クラウド向け開発を考えているアプリケーション開発者のうち75%は、監査証跡を必須と考えている
- 60%の開発者はアジャイル開発手法を使うことがある
- プライマリデータベースとして商用製品はOSS製品の2.5倍程度使われる
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