USAGIの吉藤氏、TOMOYO Linuxの原田氏らも登壇

Linusだけじゃない、秋のLinux会議は主要開発者が勢ぞろい

2009/08/07

 The Linux Foundationは8月7日、10月21日から23日に開催される「第1回Japan Linux Symposium」のプログラム詳細を発表した。

 Japan Linux Symposiumは、Linuxやオープンソースソフトウェアの開発者や利用者が一堂に会し、連携を促進することを目的に開催されるカンファレンスだ。すでに、初日には、Linuxの生みの親であるリーナス・トーバルス氏、Rubyの創始者であるまつもとゆきひろ氏、「ウィキノミックス」の共著者であるアンソニー・ウィリアムズ氏らの基調講演が行われることが発表されている。

 詳細プログラムによると、このほか、LWN.netを運営し、カーネル開発にも貢献しているJonathan Corbet氏、SCSIサブシステムのメンテナを務めるノベルのJames Bottomley氏が基調講演を行う。さらに、USBサブシステムのメンテナでもあるGreg K-H氏、Btrfsの開発者であるChris Mason氏らが特別講演を行う予定だ。また日本からは、IPv6のLinux実装をリードした慶応大学の吉藤英明氏、Linuxのセキュリティを強化する「TOMOYO Linux」の開発プロジェクトを率いたNTTデータの原田季栄氏などが登壇し、講演を行う。

 さらに、ビジネスと開発コミュニティの関係について討議する「Developer/Business Panel」と、今後のLinuxの方向性をテーマとする「Kernel Panel」という、2つのパネルディスカッションが行われる予定だ。そのほかのセッション詳細などは、Japan Linux Symposiumのページで確認できる。

(@IT 高橋睦美)

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