Bluetooth通信でiPhone同士でファイル交換も

iPhoneをWebサーバ化するServersMan、OS 3.0対応に

2009/08/17

 フリービットは8月17日、iPhone向けアプリ「ServersMan@iPhone 3.0β」の無料提供を開始したことを明らかにした。ServersManはフリービットグループの独自技術を利用したソフトウェアで、iPhoneやWindows MobileをWebサーバやストレージとして利用できるようになる。8月15日から日米のApp Storeでダウンロード可能となっている。

 新バージョンのServersMan@iPhone 3.0βはiPhone OS 3.0の新機能に対応。これまでに扱えた画像ファイルなどに加えて、動画ファイルもほかのファイルと同様にServersMan上で扱える。iPhone 3GSの場合、動画撮影後にすぐにインターネットからアクセス可能な状態として公開できる。

 iPhone OS 3.0から搭載された、BluetoothによるP2P通信機能に対応。iPhone同士で直接ServersMan上のファイルをやり取りできるようになった。

serversman01.jpg BluetoothによるP2P通信機能の画面例(クリックで拡大)

 iPhoneはバックグラウンドでアプリケーションを起動することができないため、ServerManが起動していないときに端末にアクセスが来た場合に対処できなかった。この問題に対して新バージョンでは、ServersManが起動していないときに来たアクセスをユーザーに知らせるよう、端末にプッシュ通知が表示されるようになったという。

 このほか、ServersMan上のファイルをメール添付する機能や、iTunesで同期された楽曲の再生機能(DRM対応)などの新機能を搭載している。

(@IT 西村賢)

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