中堅・中小企業向けに月額制料金で

ソニー、マネージドイントラネットで奉行シリーズ提供開始

2009/08/21

 ソニーは8月20日、同社の中堅・中小企業向けITアウトソーシングサービス「マネージドイントラネット」で、9月下旬より「基幹業務パッケージ“奉行21”」の提供を開始すると発表した。

 マネージドイントラネットはネットワークサービスとサーバホスティング、SaaSを組み合わせたサービス。企業はVPN経由でソニーのデータセンターにおける自社サーバ環境(仮想マシン)にアクセスし、社内LANの一部として利用することができる。

 マネージドイントラネットの基本サービスはWebサーバ、メールサーバ、Proxyサーバ、DNSサーバだが、ソニーはオプションとして月額制料金で利用できるアプリケーションの拡充を図っている。今年7月にはソニーが開発したリモートアクセスサービス「PRA PLUS」、ネオジャパンのグループウェア「desknet's」を提供開始した。

 今回ソニーはNECネクサソリューションズと提携、同社がすでにSaaSとして提供している「らくらくアウトソーシングパック for 奉行21」を活用し、これをマネージドイントラネットのサービスメニューに加えた。NECネクサソリューションズは、インターネット経由で同サービスを提供しているが、VPN経由で利用したい顧客に対してはマネージドイントラネットでの利用を推奨する。

 価格は勘定奉行が月額8万3000円から、給与奉行が月額9万2000円から、商奉行・蔵奉行が9万5000円から。

関連リンク

(@IT 三木泉)

情報をお寄せください:

Server & Storage フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

プログラマティック広告はどう変化? 米国レポートから見える「今後の動向」
CTVとプライベートマーケットプレイスへの広告支出のシフトにより、米広告業界ではプログ...

「顧客体験」の重要性高まる 2024年「CX」関連の人気記事TOP10を紹介
今回の記事では、2024年「ITmedia ビジネスオンライン CX Experts」のアクセスランキング...

SNSの情報がアルゴリズムで最適化されていることを「知らない」が6割超 年代別では?
ロイヤリティ マーケティングは、10〜60代のSNS利用者を対象に、SNS情報の信用度に関する...