地理的に近くにいる人のつぶやきが見えるように

Twitter、位置情報APIをリリースへ

2009/08/21

 米Twitterは8月20日、つぶやきに緯度・経度の位置情報を付加できるAPIを提供していく計画であると発表した。これまでにもiPhone向けなどサードパーティ製アプリケーションで、Twitterに位置情報を付加する外部サービスは存在したが、そうした場合、ユーザープロフィールの情報を書き換えるという方法で行うことが多かったという。こうした方法は信頼性に乏しいため、公式にサポートしていくことにしたという。

 位置情報を利用することで、例えば、地理的に近い場所にいる人のつぶやきを見ることができるようになる。フォローしていない人のつぶやきであっても、コンサートのようなイベントや、地震発生時などに情報が探しやすくなるなど、今まで考えてもみなかったような応用があり得るだろうとしている。

 位置情報APIは開発者向けとして早期公開し、その後、Twitterサービス本体でも公開する。公開時には、デフォルトでは位置情報機能はオフとなっていて、ユーザーが明示的に機能をオンにする必要がある。また、Twitter側では位置情報を長期保存しない方針という。

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(@IT 西村賢)

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