ソリューションごとに構築プランを提案

NRI、OSS導入に関する無償の相談窓口を開設

2009/09/02

　野村総合研究所（NRI）は9月2日、オープンソースソフトウェアの導入を検討している企業からのさまざまな相談に無料で答える「オープンソースDEシステム構築ホットライン」を開設した。

　NRIの調査によると、IT投資・費用を適正化する手段として、システム基盤構成の見直しを挙げた企業は多い。その際、オープンソースソフトウェアの活用は有力な選択肢の1つとなるが、「導入実績がわからない」「自社のエンジニアがどの程度対応できるのか判断できない」といった理由から、適用の可否を判断するのが難しいと考えている企業も多いという。

　オープンソースDEシステム構築ホットラインは、こうした背景を踏まえて提供される相談窓口で、問い合わせに応じた資料送付にはじまり、企業が抱えるニーズのヒアリングから提案までを無償で行うという。具体的には、Webサーバやファイルサーバ、データベース、電子メールやセキュリティといったソリューションごとにシステム構築やコスト削減プランを提案する。

　なおオープンソースソフトウェア導入後は、有償の「オープンソース年間サポートサービス」を通じて、安定稼動のサポートを提供していく。