うっかり発言も事前にチェック

Twitter投稿で承認フローを実現、企業向けASPが登場

2009/09/11

 グルーヴィーメディアは9月10日、企業向けTwitter管理サービス「cockpit」を発表した。ASPとして提供する。Webサイト上からログインすることで、複数担当者による投稿が可能なほか、上長など管理職よる投稿の承認ワークフローの実現、時間指定による予約投稿などが可能。承認機能では、投稿担当者ごとに承認が必要か不要かなども設定できる。

 すでにRSSを情報発信手段として利用している企業であれば、RSSフィードをTwitterに投稿することもできる。また、効果測定として、フォロワー数を時系列でグラフ化するトラッキング機能を備える。

 cockpitの利用料は、Twitterアカウント1つ、社員3人での管理の場合で初期費用10万円、月額費用5万円。アカウント追加にも対応する。

 グルーヴィーメディアはソーシャルメディアを使ったマーケティングを提供するベンチャー企業で、cockpitを開発した背景には、「社内の管理方針」や「コンプライアンス」、「運用の手間」などがTwitter利用のハードルになっているという声が多かったことがあるという。今後はTwitterに限らず、mixiやFacebook、MySpaceなどのソーシャルメディアへの連携も年内に予定していて、総合的ににソーシャルメディアを管理するマーケティングツールとしていく予定という。

cockpit01.png フォロワー数のトラッキング機能
cockpit02.png 投稿画面。時間指定による予約投稿や、承認フローを利用した投稿が可能

(@IT 西村賢)

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