他国でも円ベースの表示で販売

日本からもAndroidマーケットへの有料アプリ登録可能に

2009/09/15

 グーグルは9月15日、日本でもAndroidマーケットを通じて有料アプリケーションを販売できるようになったことを明らかにした。日本からアップロードすることで、エンドユーザーがアプリケーションを入手できる国を対象に、有料/無料のアプリを公開できる。日本で登録をした開発者が作成したアプリケーションは、国外のユーザーにも日本円で表示される。アプリを購入したユーザーは、日本円での金額に相当する額がユーザーの現地通貨で請求される。日本の開発者は、売上収益の70%を日本円で受け取る。これに伴い、グローバルな支払いや請求に利用されている決済サービス「Google Checkout」が、Androidマーケットでの販売のみについて、日本からも利用できるようになった。

 日本から可能となったのは、有料アプリの登録・販売のみで、購入ダウンロードは現在もまだできない。日本のユーザーが入手できるのは無料のアプリケーションのみで、同社は改善に努めているという。

 同社デベロッパーアドボケイトのクリス・プルエット氏によれば、Androidマーケットへのアプリ登録は3ステップと容易。グーグルがホストするサービスで、YouTubeのようにフィードバックや評価システムが提供されている。

関連リンク

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

HTML5 + UX フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年1月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

カルビーが「Body Granola」拡販のためタクシー広告に目を付けた理由
B2B商材によく利用されるイメージの強いタクシー広告だが、実はB2Cでも成功事例は存在す...

「B'zサプライズ生演奏」か「BBBBダンス」か 2024年の紅白歌合戦で最も注目されたシーンは?
視聴者が画面に「くぎづけ」になったのはどのシーンだったのか。