UNIX環境からの移行によるコスト削減を支援

サイオス、大塚商会と連携してサーバ移行包括支援サービス

2009/09/18

 サイオステクノロジー(以下、サイオス)は9月17日、大塚商会と連携して、UNIXシステムを利用している企業を対象に、サーバ移行包括支援サービスの提供を開始すると発表した。

 UNIXからIAサーバへのシステム移行に、商用ソフトウェアとLinuxをはじめとするオープンソースソフトウェアを活用することで、IT投資コストの削減を図る。

 大塚商会は、IAサーバやストレージ、ネットワーク機器などのハードウェアおよび各種商用ソフトウェアを提供し、サイオスはオープンソースに関する技術やノウハウを提供する。両社が連携することにより、オープンソースならびに商用ソフトウェアを適材適所で組み合わせた、システムの移行、構築・運用・保守サービスを提供する。サービスの概要は以下の通り。

  • コンサルティング:基本構想、システム提案、移行スケジュールなど
  • システム開発:データ移行の検証、アプリケーションの開発など
  • 構築:システムのインストール、設定など
  • 運用:ハードウェア、ソフトウェア保守、システム利用のための研修など

 両社によると、従来のUNIX環境に比べ、システムの導入や運用、管理コストを大幅に削減できるという。例えば、データベースとアプリケーションサーバをオープンソースにて構成した場合、コストを5年間で最大5分の1まで削減できるとしている。

 両社は、今後3年間で30社への導入を目指す。

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(@IT 平田修)

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