2010年前半の標準化完了を待たずに進む実装

WebKitに続いてFirefoxもWebGLを実装

2009/09/24

 OpenGL ES 2.0をJavaScriptから利用する標準API「WebGL」の策定が2010年前半をターゲットとして進む中、すでにWebブラウザでは実装が始まっている。独立系ゲームベンダのWolfireのブログによれば、少なくともWebKit r48331以降にはWebGLの実験実装とテスト用のデータが含まれている。また、Mozilla Firefoxでも、3.7a1のナイトリー・ビルドにはWebGLの実装が含まれている(動画)。

 WebGLは2009年3月に発表された新しいWeb標準。OpenGLやOpenCL、OpenVGなどの標準規格を策定するKhronos Groupとブラウザベンダが中心となって、策定が進められている。AMD、エリクソン、グーグル、Mozillaファウンデーション、Operaソフトウェア、NVIDIAなどがサポートを表明している。

(@IT 西村賢)

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