月額20万円で万が一の場合には50台の仮想デスクトップ
パンデミックに備えた保険、丸紅が仮想デスクトップで新サービス
2009/10/20
丸紅は10月20日、同社が代理店経由で提供する仮想デスクトップサービス「VirtuaTop」で、価格を通常より大幅に抑えたパンデミック対策パッケージを発表した。
VirtuaTopはいわゆる仮想デスクトップサービスで、丸紅の運用するデータセンターのサーバ上で動かすユーザーPCの仮想マシンを、ネットワーク経由で利用できるというもの。丸紅は1ユーザー月額6500円からの価格で提供している。
新パッケージは、万が一の場合に備えた保険のようなサービス。まずユーザー企業は初期費用20万円、月額20万円で丸紅の代理店と契約する。すると仮想デスクトップを生成する領域を確保できるとともに、丸紅のデータセンターと企業との間のVPN接続を設定しておくことができる。
このパッケージでは、新型インフルエンザの蔓延(まんえん)で社員が出社できなくなるなどの場合に、50台分の仮想デスクトップ環境を1カ月利用できる。利用を1カ月以上継続する場合、あるいは1年間に2回利用する場合は、通常のVirtuaTopの料金体系が適用される。
パンデミック発生時には、最短で翌営業日からサービスの利用が可能という。同社では、新サービスが国内におけるパンデミック対策サービスのなかで利用開始までの時間が最短レベルであるとともに、料金も最低レベルだとしている。
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