OpenID準拠の「NTTシングルサインオン(仮称)」も対応予定
OCNがリニューアル、各サービスのシングルサインオンに対応
2009/11/19
NTTコミュニケーションズは11月19日、インターネット接続サービス「OCN」のトップページを11月24日にリニューアルするとともに、各サービスにまたがるシングルサインオン機能を提供することを明らかにした。
OCNではこれまで、メールやブログなどのサービスごとにIDを発行していたが、リニューアル後はこれをOCNのメールアドレス1つに統一。一度認証をすませれば、そのままほかのサービスをシームレスに利用できるようにする。当初は、OCNトップページのほか、Webメールサービスの「OCNメール」、ブログサービス「OCNブログ人」の3つが連携するにとどまるが、2009年度中には会員サポートページの「マイページ」やストレージサービス「cocoaギガストレージ」、決済サービスの「OCN PayON」が対応し、さらに拡大していく計画だ。
このシングルサインオン機能は、NTTグループが2009年度内に開始する予定の「NTTシングルサインオン(仮称)」にも対応する予定だ。NTTシングルサインオンは、業界標準のOpenIDに準拠したもので、NTTグループ各社やパートナー企業が提供する各種サービスも、OCNのメールアドレス1つで利用できるようになるという。
ほかに、Webメール機能の強化と容量拡大、ストレージサービスcocoaの容量拡大、トップページのインターフェイス改善などの機能拡充が行われる予定だ。
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
- 完全HTTPS化のメリットと極意を大規模Webサービス――ピクシブ、クックパッド、ヤフーの事例から探る (2017/7/13)
2017年6月21日、ピクシブのオフィスで、同社主催の「大規模HTTPS導入Night」が開催された。大規模Webサービスで完全HTTPS化を行うに当たっての技術的、および非技術的な悩みや成果をテーマに、ヤフー、クックパッド、ピクシブの3社が、それぞれの事例について語り合った - ソラコムは、あなたの気が付かないうちに、少しずつ「次」へ進んでいる (2017/7/6)
ソラコムは、「トランスポート技術への非依存」度を高めている。当初はIoT用格安SIMというイメージもあったが、徐々に脱皮しようとしている。パブリッククラウドと同様、付加サービスでユーザーをつかんでいるからだ - Cisco SystemsのIntent-based Networkingは、どうネットワークエンジニアの仕事を変えるか (2017/7/4)
Cisco Systemsは2017年6月、同社イベントCisco Live 2017で、「THE NETWORK. INTUITIVE.」あるいは「Intent-based Networking」といった言葉を使い、ネットワークの構築・運用、そしてネットワークエンジニアの仕事を変えていくと説明した。これはどういうことなのだろうか - ifconfig 〜(IP)ネットワーク環境の確認/設定を行う (2017/7/3)
ifconfigは、LinuxやmacOSなど、主にUNIX系OSで用いるネットワーク環境の状態確認、設定のためのコマンドだ。IPアドレスやサブネットマスク、ブロードキャストアドレスなどの基本的な設定ができる他、イーサネットフレームの最大転送サイズ(MTU)の変更や、VLAN疑似デバイスの作成も可能だ。
キャリアアップ
- - PR -
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
新成人(二十歳)のTikTok利用率は5年で5倍に その他のSNSの利用動向は?
「芦田愛菜」「鈴木福」「本田望結」といった天才子役で知られた著名人を含むこの世代の...
TikTokが「米国で禁止」回避へ必死のアピール トランプ氏の反応は?
TikTokは米国での禁止措置回避に向けて、次期大統領であるトランプ氏による救済の可能性...
2025年正月三が日のテレビCM動向 CM露出タレント3位は「広瀬すず」、2位は「横浜流星」、1位は?
ビデオリサーチは、2024年1月1〜3日の間に関東地区でオンエアされたテレビCM動向(速報値...