OpenID準拠の「NTTシングルサインオン(仮称)」も対応予定

OCNがリニューアル、各サービスのシングルサインオンに対応

2009/11/19

 NTTコミュニケーションズは11月19日、インターネット接続サービス「OCN」のトップページを11月24日にリニューアルするとともに、各サービスにまたがるシングルサインオン機能を提供することを明らかにした。

 OCNではこれまで、メールやブログなどのサービスごとにIDを発行していたが、リニューアル後はこれをOCNのメールアドレス1つに統一。一度認証をすませれば、そのままほかのサービスをシームレスに利用できるようにする。当初は、OCNトップページのほか、Webメールサービスの「OCNメール」、ブログサービス「OCNブログ人」の3つが連携するにとどまるが、2009年度中には会員サポートページの「マイページ」やストレージサービス「cocoaギガストレージ」、決済サービスの「OCN PayON」が対応し、さらに拡大していく計画だ。

 このシングルサインオン機能は、NTTグループが2009年度内に開始する予定の「NTTシングルサインオン(仮称)」にも対応する予定だ。NTTシングルサインオンは、業界標準のOpenIDに準拠したもので、NTTグループ各社やパートナー企業が提供する各種サービスも、OCNのメールアドレス1つで利用できるようになるという。

 ほかに、Webメール機能の強化と容量拡大、ストレージサービスcocoaの容量拡大、トップページのインターフェイス改善などの機能拡充が行われる予定だ。

(@IT 高橋睦美)

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