サーバ1台のリソースを専有

さくら、運用保守不要のマネージドサーバサービス開始へ

2009/11/30

 さくらインターネットは11月30日、新たなホスティングサービス「さくらのマネージドサーバ Atomプラン」の提供を2009年12月10日に開始すると発表した。Atom 330(1.6GHz)、2GBのメモリ、180GBのハードディスク(RAID1)で、利用料金は、初期費用2万5000円、月額料金7800円。ウイルスチェック、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティ機能や無料電話サポートを標準で提供する。

 これまで提供してきた共用ホスティングサービスと専用サーバのいずれとも異なる新サービスで、物理サーバ1台のリソースを1ユーザーに割り当てつつ、サーバの運用保守をさくらインターネット側で行う。国内データセンターで24時間365日の有人運用を行い、サーバのルート権限の管理、OSのセキュリティアップデート、機器障害などは同社エンジニアが対応するという。

sakura01.jpg WebDAVによるファイル共有の設定

 これまで共有ホスティングサービスでない場合の選択肢は専用サーバしかなかったが、自由度が高い分、サーバ運用をユーザー自身で行う必要があり、ハードルが高かった。新サービスではブラウザ上のコントロールパネルから設定が行えるため、専門的なサーバの運用保守・操作スキルが不要という。同社では、システム部門を持たない中堅・中小企業やSOHO、多数のWebサイト制作と運用を請け負うWeb制作会社などの利用を想定している。

情報をお寄せください:

Server & Storage フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...