物理環境も含めた統合管理を簡単に実現
CTCSPがノベルの管理製品群で仮想化支援
2010/02/01
シーティーシー・エスピー(CTCSP)とノベルは2月1日、CTCSPがノベルの仮想化管理製品群を採用した企業の仮想化技術導入支援サービスを開始したことを発表した。複数の仮想化環境を、仮想化しないシステムも含めて、統合的に運用できる仕組みを簡単に導入・展開できるようにするのがこのサービスのポイントだ。
CTCSP は、ユーザー企業でのサーバ仮想化導入・展開に際し、仮想化のためのシステムアセスメント、仮想化システムの実装とデータの移行、システム継続に必要なデータ保護、仮想化環境の冗長化の各サービスを定型・定量メニュー化し、ワンストップで提供するという。具体的には以下のサービスを提供する。
- 「Smart Zero-Oneシステム状況把握からプランニングサービス」
ノベルの「PlateSpin Recon」を用い、既存サーバ群のインベントリ情報とリソース使用状況を自動的に収集・分析。これに基づいて物理/仮想マシン統合プランを作成する。価格は25 万円から。
- 「Smart Zero-Oneデータ移行サービス」
OS混在環境下での物理・仮想・イメージ間のサーバマイグレーションサービス。「PlateSpin Migrate」を用い、P2V、P2P、V2Vを行える。対応環境は、Windows/Linux/Solaris、VMware/Hyper-V/Xen。価格は25 万円から。
- 「Smart Zero-Oneデータ保護サービス」
物理・仮想化環境下でのデータバックアップを実現する「PlateSpin Protect」を利用。ローカルでのデータ保護サービス(20万円から)、そして仮想化環境下における災害対策(DR)コンサルティング・導入サービス(DR コンサルティングサービスパックは80 万円から)から成る。
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