HeartbeatやPacemakerもサポート範囲に
OSSとLinuxで高可用システム構築を支援、サードウェア
2010/03/24
サードウェアは3月24日、「Linux HAサポート」の提供を開始した。オープンソースソフトウェアを組み合わせ、Linuxをベースにした高信頼システムの構築を支援する。
同社は2008年5月にオーストリアのLINBIT Information Technologiesと提携を結び、オープンソースのレプリケーションソフトウェア「DRBD」を用いてLinuxのアベイラビリティを高める「DRBDサポート」を提供してきた。今回そのサポート範囲/内容を拡充し、Linux HAサポートとして提供する。
具体的には、同じくLINBITが開発を担当するオープンソースのクラスタリングソフト「Heartbeat」や、リソース制御を行う「Pacemaker」も範囲に含め、Linuxをベースにしたクラスタや災害対策、バックアップシステムの設計/構築サービスを提供する。また、LINBITと連携しながらサポートを提供する。
さらに、Linux HAの普及を促進するため、トレーニングサービスや技術移転サービスを拡充。6月からはLinux HA技術認定試験を開始する予定だ。
サードウェアは一連のサービスによって、高い可用性を備えたLinuxシステムを、低コストで実現できるとしている。同社では、周辺関連サービスも含め、初年度で5000万円の売り上げを見込んでいる。
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