対象OSSの数は前年比約1.5倍に
Linux Foundation、OSSの導入実績などまとめたDB公開
2010/05/27
The Linux Foundationは5月29日、市場で利用されているオープンソースソフトウェア(OSS)、約400種類の利用実態をまとめた「OSS Database」を公開した。
OSS Databaseには、OS、ネットワーク、セキュリティや開発・テスト、DB・関連ツールなど12のカテゴリに分けて、OSSの概要や採用しているライセンス、導入実績などがまとめられている。OSS選定時の参考にしてもらうことが目的だ。
同データベースは、LinuxおよびOSSの活用促進を目的として活動している、Linux FoundationのSI Forumが2009年に実施した調査結果を基にしている。2009年の調査では対象となるOSSの数が、2008年の256件から約1.5倍増加し、398件に達した。調査結果およびその背景をまとめた「2009年度オープンソースソフトウェア活用動向調査」結果の公開も予定しているという。また6月17日には、その中でも特に顕著な変化が認められた項目について解説する「Linux/OSSシステム構築最新動向セミナー」を開催する予定だ。
なお、オープンソースを対象とする同種のリポジトリには、IPA(情報処理推進機構)のOSS iPediaがある。
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