INTEROP TOKYO 2010でソースコード入りCD-ROMを配布

ソフトイーサがPacketiX VPNをオープンソース化

2010/06/08

 ソフトイーサは6月7日、SSL VPN製品「PacketiX VPN」を、GPLv2ライセンスの下オープンソース化することを発表した。オープンソース版の名称は「UT-VPN」。6月9日から11日まで開催される「INTEROP TOKYO 2010」の展示ブースで、CD-ROM形式でソースコードを配布(先着1000枚)するほか、6月下旬にはWebサイトで配布を開始する。

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 PacketiX VPNは同社が2005年に発売を開始したSSL VPNソフトウェア。イーサネットを仮想化し、レイヤ2 VPNを介した安全なリモートアクセスを実現する。

 UT-VPNは、PacketiX VPNとほぼ同一の機能を持つ学術実験版およびベータ版という位置付けで、PacketiX VPN 2.0/3.0との接続互換性も備えている。ただし、商用サポートは提供されない。同社はこれを、「Red Hat Enterprise Linuxに対するFedoraや、Mac OS Xに対するOpenDarwin、Solarisに対するOpenSolarisのようなもの」と表現している。

 ただし著作権の問題のため、DoS防御機能や外部サーバによるユーザー認証機能、PKI認証機能など、いくつかの機能は省かれている。

 逆にUT-VPNには、Mac OS X版のVPN ClientやiPhone、iPad、AndroidなどからのVPN接続機能、Linux/FreeBSD/Solaris/Mac OS X用のGUIベースのサーバ管理マネージャなど、実験的なコードを追加していく計画だ。動作検証を行い、安定して動作する機能については、追ってPacketiX VPNにも搭載されるという。

 UT-VPNのソースコードはC言語で記述されており、分量は約21万行。またバイナリパッケージはまずWindows版から提供を開始し、6月下旬にはLinux、FreeBSD、SolarisおよびMac OS X版を提供する予定だ。

(@IT 高橋睦美)

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