基礎に加え、アプリ設計の知識も

Ruby認定試験の上位、「ゴールド」開始へ

2010/09/06

 Rubyアソシエーションは9月6日、約3年前から実施しているRubyの技術者認定試験に、上位資格を加えるとして概要を発表した。新試験の名称は「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold」で、今後はシルバーとゴールドの2つのスキルレベルで認定する。ゴールドの試験開始は2010年冬を予定。試験はコンピュータベースで90分、50問の選択方式。合格ラインは75%。受験費用は税込み1万5750円。全国の試験会場で受験できる。

 「Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver」は、Rubyの背景、文法知識、オブジェクト指向の機能、組み込みライブラリの知識、実行環境について、Rubyプログラマとして必須となる基本的なプログラミング技術を持つことを認定する。

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 新設の「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold」では、シルバーに求められる範囲をさらに掘り下げた知識に加えて、アプリケーション設計に必要となるクラスやオブジェクトに関する知識を問い、Rubyによるプログラム設計技術を持つことを認定する。受験順は問わないが、ゴールドの認定にはシルバー認定も必要という。

 Rubyの技術者認定試験は、2007年10月に開始され、2008年にコンピュータベースに移行している。2009年には公式ガイドも刊行されている。

(@IT 西村賢)

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