ベクターデータで操作も高速化

【動画】Andoid端末の地図、東京も3D表示可能に

2010/12/17

 グーグルは2010年12月16日、Android版の「モバイルGoogleマップ 5.0」をリリースした。新たに地図を傾けて3D表示にする「3D Maps」、コンパスを利用して利用者が立っている方向に合わせて地図を回転させる「コンパスモード」などに対応した。3D表示は東京を含めて世界約100都市で対応する。

maps01.png


 従来のモバイルGoogleマップでは、地図データの転送にタイル状のビットマップデータを使っていたが、新バージョンではベクターデータを使っている。このためデータ転送量が減り、操作が快適になっている。また2本指操作による地図の回転も可能となった。オフライン時に地図を表示可能とするキャッシュ機能にも対応した。

 新機能が利用できるのはAndroid 2.0以降となるなど、端末によって使える機能が異なる。また、今回の3D表示機能や経路ナビゲーションなど、高度な機能の対応状況で、Android端末とそれ以外のスマートフォンの差が付いてきている。

support.png 各種端末での機能別サポート状況(クリックで拡大)

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(@IT 西村賢)

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