統計データや取り組みを紹介

日本レジストリサービスが年次レポート公開

2011/03/28

 日本レジストリサービス(JPRS)は3月28日、「JPドメイン名レジストリレポート2010」を公開した。

 JPRSは2004年から、インターネットの健全な発展に資することを目的に、JPドメイン名の登録管理業務に関する年次報告を「JPドメイン名レジストリレポート」として公開してきた。JPドメイン名登録数の推移や内訳といった統計データのほか、国内外での取り組みなどをまとめている。

 2010年版では、地域型JPドメイン名再構築検討部会の設置、国際化ドメイン名ツールキット 2.0のリリースのほか、JPドメイン名サービスにおけるDNSSEC導入に向けた技術検証やサービス実装、ルートゾーンへのDSレコード登録などの準備といった活動を紹介している。

 汎用JPドメイン名は、2001年2月の登録開始から10年を迎え、登録件数は2月1日付で120万件を突破した。また、米マカフィーの調査報告書「危険なWebサイトの世界分布 2010」では、世界で最も安全な国別ドメイン名(ccTLD)であると評価されている。

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Master of IP Network フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...

ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...