統計データや取り組みを紹介
日本レジストリサービスが年次レポート公開
2011/03/28
日本レジストリサービス(JPRS)は3月28日、「JPドメイン名レジストリレポート2010」を公開した。
JPRSは2004年から、インターネットの健全な発展に資することを目的に、JPドメイン名の登録管理業務に関する年次報告を「JPドメイン名レジストリレポート」として公開してきた。JPドメイン名登録数の推移や内訳といった統計データのほか、国内外での取り組みなどをまとめている。
2010年版では、地域型JPドメイン名再構築検討部会の設置、国際化ドメイン名ツールキット 2.0のリリースのほか、JPドメイン名サービスにおけるDNSSEC導入に向けた技術検証やサービス実装、ルートゾーンへのDSレコード登録などの準備といった活動を紹介している。
汎用JPドメイン名は、2001年2月の登録開始から10年を迎え、登録件数は2月1日付で120万件を突破した。また、米マカフィーの調査報告書「危険なWebサイトの世界分布 2010」では、世界で最も安全な国別ドメイン名(ccTLD)であると評価されている。
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
- 完全HTTPS化のメリットと極意を大規模Webサービス――ピクシブ、クックパッド、ヤフーの事例から探る (2017/7/13)
2017年6月21日、ピクシブのオフィスで、同社主催の「大規模HTTPS導入Night」が開催された。大規模Webサービスで完全HTTPS化を行うに当たっての技術的、および非技術的な悩みや成果をテーマに、ヤフー、クックパッド、ピクシブの3社が、それぞれの事例について語り合った - ソラコムは、あなたの気が付かないうちに、少しずつ「次」へ進んでいる (2017/7/6)
ソラコムは、「トランスポート技術への非依存」度を高めている。当初はIoT用格安SIMというイメージもあったが、徐々に脱皮しようとしている。パブリッククラウドと同様、付加サービスでユーザーをつかんでいるからだ - Cisco SystemsのIntent-based Networkingは、どうネットワークエンジニアの仕事を変えるか (2017/7/4)
Cisco Systemsは2017年6月、同社イベントCisco Live 2017で、「THE NETWORK. INTUITIVE.」あるいは「Intent-based Networking」といった言葉を使い、ネットワークの構築・運用、そしてネットワークエンジニアの仕事を変えていくと説明した。これはどういうことなのだろうか - ifconfig 〜(IP)ネットワーク環境の確認/設定を行う (2017/7/3)
ifconfigは、LinuxやmacOSなど、主にUNIX系OSで用いるネットワーク環境の状態確認、設定のためのコマンドだ。IPアドレスやサブネットマスク、ブロードキャストアドレスなどの基本的な設定ができる他、イーサネットフレームの最大転送サイズ(MTU)の変更や、VLAN疑似デバイスの作成も可能だ。
キャリアアップ
- - PR -
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
Xが新規アカウントに課金するとユーザーはどれほど影響を受ける? そしてそれは本当にbot対策になるのか?
Xが新規利用者を対象に、課金制を導入する方針を表明した。botの排除が目的だというが、...
Googleの次世代AIモデル「Gemini 1.5」を統合 コカ・コーラやロレアルにも信頼される「WPP Open」とは?
世界最大級の広告会社であるWPPはGoogle Cloudと協業を開始した。キャンペーンの最適化、...
Cookie廃止で広告主とデータプロバイダ、媒体社にこれから起きることとその対策
連載の最後に、サードパーティーCookie廃止が広告主と媒体社それぞれに与える影響と今後...