他ツールとの連携も強化

Git 1.7.5がリリース、メッセージの国際化へ一歩

2011/04/25

 オープンソースで人気の高い分散バージョン管理システム「Git」のバージョン1.7.5が4月24日にリリースされた。83日前のリリースとなる前バージョンの1.7.4から77人のコントリビューターによって、547件の変更が加えられたという。

 主な機能強化は「git-p4」「vcs-svn」「git-svn」など、他のバージョン管理システムと連携するツールの改善と修正や、Windows(MinGW)プラットフォームの移植性改善など。また内部的には、メッセージのローカライゼーション、国際化に向けた準備が進められていて、文字列にローカライゼーションのマークが付加されるなどコードベースが変更されているという。

 Gitは元々Linuxカーネルの開発コミュニティで、Linux同様にリーナス・トーバルス氏によって開発されたが、現在はSamba、X.org、Ruby on Railsなど、他のOSSプロジェクトでの採用も増えている。また、jQueryやNode.jsなどJavaScriptベースのプロジェクトでもGitの採用が多い。

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

Coding Edge フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...