エントリながらDRAMキャッシュを搭載

Adaptec by PMC、小型サーバや産業用PCに適したRAIDコントローラ

2011/07/13

 2010年にアダプテックを買収したPMC-Sierraは7月12日(日本時間)、6Gbps SATA/SASに対応したエントリ向けのRAIDコントローラ「6Eシリーズ」を発表した。国内でも出荷を開始している。

 6Eシリーズは、PMC-Sierraが2010年12月に発表した「6シリーズ」と同一のRAIDチップを搭載したハードウェアRAIDコントローラ。128MBのDRAMキャッシュを備え、SAS 2.0およびPCI Express Gen 2に対応している。

 6Eシリーズには内部4ポートの「6405E」と内部8ポートの「6805E」がある。6405Eはホスト接続がPCIe x1レーン、6805EはPCIe x 4レーンとなっている。6405Eは小型であることも大きな特徴。データセンターの一部で最近利用されている1Uの1/2ラックサイズや1Uの1/4ラックサイズの小型サーバでも、ケーブル干渉を避けながら利用できるという。x1レーンでも500MBでの伝送が可能であり、小型サーバでの利用に適していると同社では説明している。

adaptec01.jpg 6EシリーズRAIDコントローラ

 Adaptec by PMCの6シリーズコントローラは、2011年第1四半期より大量出荷を開始。特にデータセンター事業者に人気で、PMC-Sierraでは同市場向けの専従事業開発チームを設置、拡販しているという。6シリーズはPCIe x 8レーンで、DRAMキャッシュは512MB搭載している。特にゼロメンテナンス・キャッシュ・プロテクションは6シリーズと5zシリーズの大きな特徴。通常使われるバッテリユニットではなく4GBのNANDフラッシュメモリを利用し、キャッシュされたデータを保護する。

 6Eシリーズ、6シリーズ共通に、インテリジェント・パワー・マネジメント機能を搭載。アイドル状態のハードディスクをスピンダウンするとともに、アクティブなハードディスクについても省電力を図ることで、消費電力を最大70%削減できるという。

(@IT 三木泉)

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