EC2/S3だけでなく、SimpleDBによるORMも
Amazon Web Services、Ruby向けSDKを提供開始
2011/07/15
Amazon Web Servicesは7月15日、Amazon EC2/S3/SQS/SimpleDBなどが扱えるRuby向けSDK「AWS SDK for Ruby」の提供を開始した(日本語ブログの発表文、GitHub上のレポジトリ)。これまで、Ruby向けライブラリとしてAmazon S3が扱えるサードパーティー製のライブラリなども存在したが、Amazon Web Servicesが公式にサポートすること、単一のライブラリで多くのAWSのサービスに対応することなどから今後注目を集めそうだ。
Ruby向けSDKは、ほかのRubyライブラリ同様にgemで提供される。インストールしてアクセスキーIDと、シークレットアクセスキーを設定ファイルに記述すると、EC2/Rails/S3/SNS/SQS/SimpleDB/SimpleEmailServiceなどのクラスを使って、AWSのAPIが操作できる。
Ruby向けSDKにはAmazon SimpleDBへのORMインターフェースも含んでおり、Ruby on Railsで利用する場合には、標準のActiveRecordの代わりに使うことができる。AWSでは、SDKと同時にソーシャルブックマークサイトのサンプルコードも公開している。
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