EC2/S3だけでなく、SimpleDBによるORMも
Amazon Web Services、Ruby向けSDKを提供開始
2011/07/15
Amazon Web Servicesは7月15日、Amazon EC2/S3/SQS/SimpleDBなどが扱えるRuby向けSDK「AWS SDK for Ruby」の提供を開始した(日本語ブログの発表文、GitHub上のレポジトリ)。これまで、Ruby向けライブラリとしてAmazon S3が扱えるサードパーティー製のライブラリなども存在したが、Amazon Web Servicesが公式にサポートすること、単一のライブラリで多くのAWSのサービスに対応することなどから今後注目を集めそうだ。
Ruby向けSDKは、ほかのRubyライブラリ同様にgemで提供される。インストールしてアクセスキーIDと、シークレットアクセスキーを設定ファイルに記述すると、EC2/Rails/S3/SNS/SQS/SimpleDB/SimpleEmailServiceなどのクラスを使って、AWSのAPIが操作できる。
Ruby向けSDKにはAmazon SimpleDBへのORMインターフェースも含んでおり、Ruby on Railsで利用する場合には、標準のActiveRecordの代わりに使うことができる。AWSでは、SDKと同時にソーシャルブックマークサイトのサンプルコードも公開している。
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
- プログラムの実行はどのようにして行われるのか、Linuxカーネルのコードから探る (2017/7/20)
C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。最終回は、Linuxカーネルの中では、プログラムの起動時にはどのような処理が行われているのかを探る - エンジニアならC言語プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身分かってますよね? (2017/7/13)
C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。今回は、プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身を探る - VBAにおけるFileDialog操作の基本&ドライブの空き容量、ファイルのサイズやタイムスタンプの取得方法 (2017/7/10)
指定したドライブの空き容量、ファイルのタイムスタンプや属性を取得する方法、FileDialog/エクスプローラー操作の基本を紹介します - さらば残業! 面倒くさいエクセル業務を楽にする「Excel VBA」とは (2017/7/6)
日頃発生する“面倒くさい業務”。簡単なプログラミングで効率化できる可能性がある。本稿では、業務で使うことが多い「Microsoft Excel」で使えるVBAを紹介する。※ショートカットキー、アクセスキーの解説あり
|
|
キャリアアップ
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。