複数の既存サーバやストレージを対象に
デル、最高45℃での使用も保証で外気冷却を支援
2011/08/24
デルは8月24日、事業者や企業のデータセンターにおける外気冷却への取り組みを支援するため、同社の法人向けIT機器の保証でカバーする温度範囲を拡大したと日本で発表した。1機種に限定したものでなく、同社の複数の既存サーバ、ストレージ、スイッチなどに適用される。
具体的には、年間の合計稼働時間のうち、10%までを室温5〜40℃、湿度5〜85%、1%までを室温-5〜45℃、湿度5〜90%、そして残りの時間を10〜35℃、湿度10〜80%の範囲で動かす場合、これがデルの製品保証範囲に含まれるというもの。常時45℃の稼働を保証するというものではない。目的が外気冷却の活用支援だからだ。
デルは2008年から、約2年半にわたり、世界中で気候データの収集と同社製品の検証を行ってきたという、その結果、米国、欧州、日本においてはどこでも、上記の温度シナリオに製品が対応していれば、ほぼ100%外気に頼ったIT機器の冷却が可能だと分かったという。
デルはこの保証範囲の拡大を米国で7月28日に発表。日本でもすでに対応済みという。対象製品は、上図のようにサーバではPowerEdge R710/R610、PowerEdge T610、ストレージはMD1000/3000、EqualLogicなどとなっている。
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