1コア、2GB、20GBで月額2500円から
さくらインターネット、低価格なIaaSクラウドを提供開始へ
2011/11/08
さくらインターネットは11月8日、IaaS型クラウドサービスの「さくらのクラウド」を11月15日に提供開始すると発表した。国内最大クラスの大規模データセンターとなる石狩データセンターの開所と同時に、第1弾サービスとして開始する。最小構成で仮想1コア、メモリ2GBのサーバが、トラフィック課金なしの月額2500円と比較的低価格であることや、柔軟なネットワークを構成できることが特徴。料金体系は、月額料金を基本としているが、月額を20で割った日割料金での精算もできるという。
サーバに標準で搭載されるディスクは20GBだが、サーバ作成時に指定容量に変更可能。20GB増やすごとに、月額420円が加算される。例えば、20GB+80GBの構成なら、月額1680円が加算される。ディスクは後から既存サーバに追加ディスクとして取り付けることもできる。バックアップや、セットアップ後のサーバのテンプレート化の目的で、スナップショット機能も利用できる。スナップショットの価格は、同容量の追加ディスクのちょうど半額に設定されていて、20GBごとに210円かかる計算だ。
標準提供されるインターネット回線は、他の利用者とネットワークセグメントを共有する形となるが、ルータを設置して追加IPアドレスを使うことで、グローバル側のネットワークを専用セグメントとすることが可能。また、ローカル側にもスイッチを複数設置することができ、より安全で柔軟なネットワーク構成を実現できるという。スイッチは月額5250円など。
OSのインストールが不要な「パブリックテンプレート」として、CentOS 5.7、Ubuntu 10.04、FreeBSD 8.1のほか、Scientific Linux 6.1やVyattaも用意する。さらにインストール可能なISOイメージとしては、CentOSの5.6や6.0、Debian、Fedora、Gentooなどが選べる。
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