障害時にプロセスを立ち上げる「監視連動」機能など追加
コムスクエア、監視ソフト「パトロールクラリス」の新版発表
2012/06/15
コムスクエアは6月13日、サーバ/ネットワーク監視ソフトウェアの新バージョン「パトロールクラリス Ver 3.7.0」を発表した。
パトロールクラリスは、同社が独自に開発したエージェントレス型の監視ソフトウェアだ。サーバやネットワーク機器、IPアドレスが割り振られた複合機などを対象に、死活監視やSNMPによる監視だけでなく、接続監視、性能監視、ログ監視などを行える。カスタマイズ可能なレポート機能や、機器の構成管理を支援するカルテ機能なども備えている。
新バージョンでは、システム障害や警告が発生した際のアクションを自動化する「監視連動」機能を追加した。監視対象のサーバやプロセスに異常が発生した場合などに、メールやSNMPトラップ、コマンド実行などこれまでサポートしてきたアクションだけでなく、チャット監視などと連動してプロセスを立ち上げ直すといった操作を自動的に実行できる。
またレポートに関しては、特定の期間や条件の下でランキングを作成する「ランキングレポート」機能を追加。「CPU使用率の高いサーバのランキング」「Ping応答の時間が掛かるサーバのランキング」などを作成できる。
パトロールクラリスの管理サーバはLinuxで動作する。価格は最小構成で18万9000円から。
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