データグリッドやチャート、スケジューラなど30種類以上のウィジェット

グレープシティ、ASP.NET用にjQuery UIウィジェットを発表

2012/08/22

 グレープシティは8月22日、Microsoft ASP.NETフレームワークで作るWebアプリケーション向けに、jQueryのウィジェットのjQuery UIを拡張したコンポーネントツールセット「ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012J(Wijmo 2012J)」を発表した。グレープシティによる米コンポーネントワンの買収以降初めての新製品となり、9月26日に発売する。

 Wijmo 2012Jは、米コンポーネントワンがオープンソースで運営してきた「Wijmo」がベースになっている。WijmoはjQuery用に40種類以上のウィジットを提供しており、Wijmo 2012Jは、WijmoをASP.NETフレームワーク用に最適化した製品となる。

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 Wijmo 2012JにはjQueryが用いられている。Microsoft Visual Studio 2010から、jQueryがクライアント側の標準技術となったためだ。

 ユーザーはこれにより、データグリッドやチャート、スケジューラなど30種類以上のウィジェットを容易に追加できるようになる。また、Webブラウザでチャートやアニメーションを描画できるSVGチャートも採用している。Internet Explorerのほか、Firefox、Safari、Chrome、Operaなど、クロスブラウザ環境で利用できる。

 価格は、1開発ライセンス(パッケージ版/ダウンロード版)が14万7000円、サーバライセンスが10万500円。無償のトライアル版は9月中旬からダウンロードできる。グレープシティでは200ライセンスの販売を見込む。

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(@IT 河内典子)

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