イベント招待やアプリに関するお知らせなどに利用可能

Facebook、「Notifications API」のβ版公開

2012/09/04

 米Facebookは8月31日、開発者が自分のアプリのユーザーにショートメッセージを送信できる「Notifications API」のβ版を公開した。

 Facebookの開発者ブログによると、同APIは開発者からユーザーに宛てて、大切なイベントや友人からの招待状、アプリに関するお知らせなどを通知する目的で利用できる。

 開発者がユーザーにメッセージを送るに当たって追加のパーミッションを取得する必要はない。一方、ユーザー側ではアプリからの通知を何通か受け取った後に、受信を拒否したいかどうか尋ねる画面が表示され、拒否または許可の選択が可能。オプトアウトの選択はいつでもできる。

 テストの結果、アプリから質の高い通知を受け取ったユーザーはクリックスルー率が5〜10倍になる半面、質の低い通知を送られたユーザーは通知機能を無効にしてしまう傾向があることが判明したという。

 利用状況解析ツールの「Insights」にはNotificationsダッシュボードが新設され、Notifications APIを使って送信された通知に対する反応を把握できる。通知を拒否される率が突出して高いアプリはスパムとみなされ、無効にされる可能性もあるという。Facebookでは、Insightsで傾向を把握して、適切で役に立つ通知を送るよう心掛けてほしいと呼びかけている。

(@IT 鈴木聖子)

情報をお寄せください:

Smart & Social フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

Webサイトリニューアル時のSEOチェックポイント 順位を落とさないために必須の12の対応を解説
何らかの目的があって進めるリニューアルではあるものの、検索順位がその代償になってし...

ハッシュタグはオワコン? イーロン・マスク氏も「使うな」と投稿、その意図は……
ハッシュ記号(#)とキーワードを連結させることで投稿のトピックを明示する「ハッシュタ...

mixi2で「企業アカウント」を始める前に知っておきたい3つのポイント
2024年末に電撃デビューした国産SNS「mixi2」。企業の新たなコミュニケーションチャネル...