未承認のデバイスからのアクセスはブロック

日商エレ、企業向けオンラインストレージサービスの認証強化

2012/09/12

 日商エレクトロニクスは9月11日、企業向けオンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」のセキュリティ機能を強化した。これまでのフォルダ、ユーザー単位でのアクセス制御に加え、デバイス情報に基づいた認証機能を追加し、許可された端末以外からの不用意なアクセスを防ぐ。

 Oxygen Cloudは、米Oxygenが開発した企業向けのストレージサービス。Webクライアントのほか、専用クライアントソフトを導入したiPhoneやiPad、Android端末などからオンラインストレージにアクセスできる。データへのアクセスや書き込み権限は、ユーザーならびにフォルダ単位で設定でき、この際、Active DirectoryやLDAPといったディレクトリサーバと連携することが可能だ。

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 また、データの機密度や容量に応じて、複数の保存先を選択できることも特徴。Amazon S3といったパブリッククラウド、国内にインフラを構築している「ニフティクラウドストレージ」のほか、「Oxygen Storage コネクタ」を介して自社内に設置したオンプレミスのストレージも選択できる。米国ではすでに8000社のユーザーがあるという。

 新たに追加した「デバイス個体認証機能」では、パスワードによる認証に加え、独自に生成する「デバイス固有ID」に基づいてアクセス制御を実施する。これにより、電子証明書発行などの手間やコストをかけることなく、あらかじめ登録した機器以外からのデータへのアクセスを防ぐ。端末の紛失、盗難などがあった場合には、当該機器の登録を削除することで、アクセスを遮断できる。

 日商エレクトロニクスによると、今後もOxygen Cloudの機能拡張を予定している。2012年度中に、いつ、どのユーザーがどういった操作を行ったかというログ情報を出力する「アクセス監査」機能を正式にリリースする計画だ。

 Oxygen Cloudの価格は、100ユーザー、25共有スペースまでサポートする「Enterprise Grid-100」が年額144万円から。パートナーとのファイル共有など、Dropboxなどのコンシューマー向けストレージでは機密性が心配な、ある程度重要な情報を取り扱うケースへの適用を想定している。

(@IT 高橋睦美)

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