HTML5やCSS3を利用したWebサイト構築を支援

Adobe、Web開発者向けの新ツール群「Adobe Edge Tools & Services」発表

2012/09/25

 米Adobe Systemsは9月24日、Webサイト開発者やデザイナー向けの新しいツールとサービス「Adobe Edge Tools & Services」を発表した。HTML5、CSS3、JavaScriptなどの技術を利用した最先端のWebサイト構築を支援する。

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 Edge Tools & Servicesは7種類の新ツールで構成され、このうちアニメコンテンツ制作ツール「Edge Animate 1.0」と、モバイル端末でHTMLコンテンツのプレビューとデバッグができる「Edge Inspect 1.0」(コードネーム「Shadow」)、モバイルアプリパッケージングサービス「PhoneGap Build 1.0」、無料Webフォントサービス「Edge Web Fonts」については、即日提供を開始した。

 また、オープンソースプロジェクトのBracketsをベースとしたコードエディタ「Edge Code」はプレビュー版を公開し、Webデザインツール「Edge Reflow」は年内のプレビューリリースに向けたデモを披露している。「Typekit」は商用フォントをWebで利用できるサービスとなる。

 各ツールとも同社のクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」を通じて提供する。有料会員向けのサービスに組み込むほか、それぞれ月額料金制のサブスクリプションプランも用意する。

 Edge Animateについては月額14.99ドルのサブスクリプションのほか、499ドルの恒久ライセンス版も提供予定だが、初版は無料で提供し、Webデザイナーの採用を促す。

(@IT 鈴木聖子)

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