顧客拠点との接続も計画
さくら、専用サーバやクラウドをL2で接続する「ハイブリッド接続」
2012/09/25
さくらインターネットは9月25日、同社が提供する複数のサービスを同一のローカルネットワークで接続し、1つのインフラシステムとして構築できるようにする「ハイブリッド接続」を発表した。
ハイブリッド接続は、別々に構築、運用されてきたホスティングサービスやクラウドサービスをレイヤ2ネットワークで接続し、同一セグメント化するサービスだ。これにより、クラウドと専用サーバ、仮想サービスと物理サーバを組み合わせ、それぞれのメリットを活かした1つのインフラを構築できるようになる。
当初は、同社の石狩データセンターで提供する「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバ」「リモートハウジング」の3サービスが対象だが、順次ほかのデータセンターやサービスにも対象を拡大する予定だ。また、顧客の拠点との接続も視野に入れており、そうなればオンプレミスのシステムも含めた仮想プライベートクラウドの構築も可能になる。
ハイブリッド接続の基本料金は、初期費用が5250円、月額料金は2625円。接続するサービスごとに必要な「接続費用(100Mbps 共有回線ベストエフォート)」は月額2625円。10月3日から提供を開始する。
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