ハイエンド製品の機能を一部搭載

日立がミッドレンジストレージ強化、外部機器の仮想化も

2012/09/26

 日立は9月26日、同社のミッドレンジストレージシリーズ「Hitachi Unified Storage」で、ソフトウェア機能を強化した上位製品「Hitachi Unified Storage VM」を販売開始したと発表した。

 日立はミッドレンジのストレージ製品群をユニファイドストレージ化し(すなわちSANストレージとしてもNASとしても利用可能)、「Hitachi Unified Storage」シリーズとして提供している。一方ハイエンドストレージは「Hitachi Virtual Storage Platform」というシリーズ名で販売している。

hitachi01.jpg 新たな日立ストレージ製品群のラインナップ

 今回発表のUnified Storage VMは、ミッドレンジシリーズの最上位製品となる。ハードウェアは従来より提供している「Hitach Unified Storage 100シリーズ」を用いているが、従来ハイエンドストレージでのみ提供していた2つの機能を搭載したという。

 その2つとは外部ストレージ機器の仮想化機能と、リモートコピー機能。外部ストレージ機器の仮想化では、最大64PBをまとめ上げられ、これは業界最大容量という。リモートコピー機能では、データ更新順序も1更新単位で保障できるとしている。

(@IT 三木泉)

情報をお寄せください:

Server & Storage フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...