国内で初めてCTO販売を開始

ネットワンパートナーズ、Cisco UCSを1週間で構成・納入

2012/09/26

 ネットワンシステムズのグループ会社で、ITインフラのディストリビューション機能などを提供しているネットワンパートナーズは9月26日、シスコのサーバ・ハードウェア「Cisco UCS」について、「注文仕様生産(Configure-To-Order、以下CTO)」販売を、10月1日より国内で初めて開始すると発表した。

 対象となるのは「Cisco UCS Bシリーズ ブレードサーバ」と「Cisco UCS Cシリーズ ラックマウントサーバ」。CPU、メモリ、ディスク、ネットワークアダプタといった主要部品をネットワンパートナーズが在庫として持ち、組み込みと出荷検査を日本国内にあるネットワングループの施設で実施するという。

 通常、シスコの海外工場で生産、組み込み、出荷がなされるため、納入までには約1カ月かかる場合がある。しかし今回のCTO生産では、納期を約1週間に短縮できるという。

 ネットワンパートナーズでは、CTOを実施するために、シスコの認定資格である「Cisco Unified Computing System B-Series Authorized Configurator」、「Cisco Unified Computing System C-Series Authorized Configurator」を取得し、製品の入出荷検査を行う品質管理センター内に、Cisco UCS専用の部材倉庫や組み立てラインについて、シスコの製造委託業者が使用するものと同等の出荷試験設備を新設するとともに、技術者教育を実施したという。

情報をお寄せください:

Server & Storage フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...

ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...