| @IT > 2003年の新たな試みとは!? @ITから新年のメッセージ |
| 2003年の新たな試みとは!? @ITから新年のメッセージ 明けましておめでとうございます。本年もアットマーク・アイティをどうぞよろしくお願いいたします。 われわれが読者の皆さまに2003年はどのようなビジョンとプランでコンテンツやサービスを提供しようと考えているのか、アットマーク・アイティ代表取締役の藤村と編集局長の新野に語ってもらいました。正式発表前の新サービスまで暴露する、広報も真っ青な対談となってしまいました。 新野 2002年は会社もWebサイトも順調に成長できましたね。
藤村 アットマーク・アイティは2000年の設立からこれまで、ITエキスパートをサポートする「@IT」を通して成長してきた。2002年を振り返れば、@ITの月間ユニークユーザー数は100万人を突破し、確実な実績が残せたと思う。また、「@IT Database Technology Meeting with DB2」や「IP Technology Meeting II」など、大きなイベントの開催も経験した。IT業界の厳しい環境の中でも、着実に成長してきた1年だったといえるね。 新野 編集局長の立場では、2003年はもうビジネス上のライバルを意識することはほとんどないといっていいと思います。@ITというWebサイトの価値を、すでに読者の多くがユニークなものとして認めてくれたのではないでしょうか。 藤村 そうだね。しかし、ライバルとの競争から抜け出してユニークな存在になったからこそ、新しいことを一生懸命考えて実現していかないと、その先にあるステップに進めなくなってきている、と言えるのかもしれない。 ■2003年極秘プロジェクトがいま明かされる
新野 新しいステップとは、いま進み始めているプロジェクトですか? 藤村 そう。多くの読者は「勉強したい」「向上したい」といったモードで@ITを読みに来てくれていると感じているので、今年はこうした気持ちを真正面から受けとめていきたいと思っている。そこで、1つは「自分の価値をもっと上げたい」と考えているITエキスパートのためのメディアを作る。 新野 @ITに続く新しいメディアを作る、ということですね。 藤村 いままで、@ITの一部としてスキルアップやキャリアアップに関連する記事などを出してきたが、これらを独立させる。より、実践するための目的に絞ったWebサイトとしていきたいね。 新野 一方では、新しく「ハイブリッド型出版」を行うという発表もしましたね。 藤村 いままでも、読者からは「@ITの記事をまとめて本で読みたい」という要望が多く寄せられていた。それに応えていきたいと思っている。特定の目的に関しての解説を、書籍とWebが連動した形でコンテンツを提供できるようなものにしたいと思っている。その多くは、新しく企画したオリジナルコンテンツを出版していくことになりそうだね。 新野 いまの@ITの記事がそのまま出版されるわけではない、と。 藤村 新野さんも意識してると思うけど、@ITに掲載されている記事は、主に分量などの関係で、そのまま書籍の形にするのは難しい。だけど、もちろん@ITに書き下ろししたものを書籍化する、といったこともやっていく。具体的には、当社が企画・制作したコンテンツが、各出版社から書籍として発行される、というスタイル。すでにプロジェクトは動き始めているから、@ITブランドの書籍が書店に並ぶ日もそう遠くはないだろう。 ■2003年も多くのサービスを展開
新野 現在はWebサービスの台頭、UMLやアジャイル、XPといった開発方法論など、さまざまな技術の節目にあたる時期。ITエンジニアの抱える課題も多く、アットマーク・アイティとしては2003年もさまざまな方法でITエキスパートをサポートしていきたいですね。 藤村 そのとおり。いままでの@ITだけでなく、@ITを核として、新たな試み展開する予定。特に2003年前半は大注目。ITエキスパートが抱えるさまざまな課題は、今年もアットマーク・アイティが展開するコンテンツやサービスで解決することができるようにしていきたい。2003年は、これまで以上にオフラインのイベントも積極的に実行していくつもりなので、ぜひ、リアルなイベントで読者の方とお会いしたいですね。 |
|
|||||||||