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@IT > あきこちゃんのサーバ導入記:タワー型サーバよりラク!?「HP BladeSystem c3000」の管理性とは? |
――サーバと運用管理について日々勉強中のあきこちゃん。その日頃の勉強熱心さを買われ、所属部署のサーバ導入を担当することとなりました。【前編】で「HP BladeSystem c3000」の魅力を学びましたが、その使いやすさや管理性も気になるようです。
あきこちゃん そうなんだ! AC100V対応だったらオフィスのどこにでも置けそうだし、とっても便利ね! でも、AC100Vに対応している分、パワーサプライの性能が落ちていたり、発熱量が増えることになったりすると、それはそれで困るな……。
あきこちゃん AC100Vに対応していることも分かったことだし、あとはサーバの管理性ね。設置については、条件さえ満たせばオフィスのどこにでも置けそうということは分かったけど、管理もどこでも……というわけにはいかないわよね。 ペディアくん 以前、紹介した「Flashデモで解説:15分でわかるサーバ管理のコツ」でのHP Integrated Light-Out」(iLO)という機能を覚えているかな。iLOはネットワーク経由でサーバの管理や操作ができる機能だったね。クライアントPCのWebブラウザを使ってアクセスするから、わざわざサーバの設置場所に行く必要もない。サーバがブルースクリーンになってしまったときに再起動をしたり、BIOS画面の操作をしたり、サーバ電源のOn/Offなどなど……自分のデスクからほとんどの操作ができるんだ。 あきこちゃん もちろん、覚えているわ。そうか。iLOを使うことができれば安心ね。1台のクライアントPCから複数のサーバにアクセスして、管理することもできるし。それにサーバごとにキーボードやマウス、TFTを用意しなくてもいいのが助かるわ。
ペディアくん 接続する機器が少なくて済むのはc3000のメリットの1つだよ。iLOを使えばc3000に接続するのは電源ケーブルとネットワークケーブルだけ。タワー型サーバやラックマウント型サーバは、導入台数が増えるごとに背面が大量のケーブルで煩雑な状況になりがちだけど、c3000なら本当にすっきり。サーバの設置場所の選択肢も広がるね。
さらに注目して欲しいのはc3000エンクロージャの前面に搭載される液晶画面「Insight Display」だよ。Insight Displayは以前も動画で紹介しているけど、エンクロージャの前面でサーバの状態を管理者に知らせる機能がある。通常は画面全体がグリーンになっているけど、サーバやパワーサプライに障害が発生するとディスプレイがオレンジに変わって、管理者に知らせる。さらにエンクロージャ内のどこに問題があるのか、部品の交換などの対処法までも、まるでコピー機の紙詰まりのときのようにアニメーションで教えてくれるんだ。あきこちゃんのような新人管理者にはうってつけの機能だね。 あきこちゃん c7000で搭載している便利な管理機能も使えるのね。サイズはコンパクトだけど、機能は本当にフル!
ペディアくん こんな機能もc3000の特徴だ。サーバの構築で時間のかかる作業の1つはOSのインストール。サーバ1台ずつにOSをインストールすると、場合によっては1日中の作業になってしまう。特にブレード型サーバの場合、複数のサーバブレードに対して、DVDドライブはエンクロージャに1台ということがほとんどだね。だから結局は、サーバ1台ずつしかOSをインストールできずに時間がかかってしまう。 でも、c3000の内蔵DVDドライブは、複数のサーバブレードで“同時に共有できる”んだ。だから複数のサーバブレードへのOSの同時インストールが可能で、作業時間の大幅な短縮が可能だよ。HPの試算では8台のサーバに1ずつOSをインストールすると約8時間かかる。それがc3000なら約2時間半で終わるんだ。 あきこちゃん 本当に現場思いね。これで私も川柳の時間を削らなくて済むかも!
提供:日本ヒューレット・パッカード 企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT編集部 掲載内容有効期限:2007年11月17日 |
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