そのWebアプリ、使いやすいですか? 〜@IT リッチクライアント カンファレンスIV イベントレポート 〜 |
@IT編集部は9月19日、「@IT リッチクライアント カンファレンスIV」を東京・目黒で開催した。会場には、リッチクライアント開発の次なるステージへの進化の道筋を求めて、多くのエンジニアが参加していた。本稿では、その中から基調講演と日本ネクサウェブの講演の模様をレポートする。
基調講演では、野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 上級研究員 田中達雄氏が、リッチクライアント市場やリッチクライアントに密接にかかわる(ユーザー)エクスペリエンスについて熱弁を振るった。
田中氏は「リッチクライアント市場は、第2次普及期の2010年に区切りの年を迎えるとし、リッチ化への競争は終わり、現在のWebブラウザの限界を超えた機能性、現在のHTMLの限界を超えた表現力が普及する」と予測した。 また、ユーザーインターフェイス(以下、UI)の新たな波として、「エクスペリエンス(経験価値)が重視され、人間的なUI技術が台頭するだろう」と説明し、3D画面や立体視、タッチスクリーン、音声、脳波、モーションキャプチャなどを例に挙げていた。 さらに、「これからの企業にとって、顧客に満足以上の感動を与え、自社サービスのファンにしていくことが生き残りの策である」と指摘し、「“賢い技術”の採用は、優秀な社員やカリスマ定員のIT版を採用するのと同義である」と強調した。企業競争力の源泉となるようにエクスペリエンス・テクノロジーの採用を検討するべきだが、まずはそのための体制、統合基盤、開発手法などを整備していくべきだという。 基調講演のあとには、“賢い技術”の採用の助けとなるよう、テーマごとにセッションが行われた。詳細は以下の通りである。 |
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提供:日本ネクサウェブ株式会社
企画:アイティメディア 営業本部
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2008年10月31日
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