メールアーカイブ導入の決め手とは? MailDepotならいえる「こんなこともあろうかと!」 |
メールアーカイブ製品の選択の決め手は企業によりさまざまだろう。SRAが提供するメールアーカイブソリューション「MailDepot」ならば、多くの企業のニーズに応えられるのではないか。本記事では活用シナリオとともに、同製品の開発者に、製品に込めた思いを聞いた。 |
シナリオを基に考える「メールアーカイブにできること」 | ||
SRA ニュービジネス戦略本部長 石曽根 信氏 |
「メールアーカイブは明確な目的を持って導入を検討するお客様が多いですね。そのためにも、必要な機能をしっかり提供しています」と語るのは、SRAの「MailDepot」を作り出した、同社ニュービジネス戦略本部長の石曽根 信氏だ。
メールアーカイブはJ-SOX対応などで導入機運が高まっているが、メールをためることがどのようにプラスとなるのか、まだピンとこない管理者も多いのではないだろうか。
では、MailDepotがメール管理者の力になる、いくつかのシナリオを考えてみよう。
●シナリオ1:重要メールの紛失、改ざん防止
1つ目のポイントは「社員の安全を守る」だ。メールはすでにビジネスの一部であり、重要なメールを誤って削除してしまうことはなんとしてでも避けたい。同じように、クライアントPCのクラッシュにより、メールが消失することもリスクの1つであろう。そのリスクを回避する上でも、電子メールの保管としてのメールアーカイブは役に立つ。
バックアップ的な用途とともに知っておきたいメールアーカイブの重要な役割は「改ざん防止」である。
あってはならないことだが、社内ハラスメントがあったとしよう。このとき、証拠が残る形でメールによる報告を行ったとしても、サーバ上、クライアント上に残るメールを削除されては意味がない。明確な悪意を持った削除を防ぐためには、メールクライアントでの保存ではなく、メールサーバ側でのアーカイブが必要なのだ。MailDepotはたとえアーカイブデータに対して悪意ある改ざんが行われた場合でも、それを検知する仕組みを備えている。これは、メールアーカイブ製品の重要な選定ポイントだろう。
●シナリオ2:情報漏えいの追跡
万が一のための備えとして、情報漏えいが発覚したときに、素早くその実態をつかめるようにしておくべきだ。情報漏えい事件の中には、時間が経つにつれ公表される被害情報件数が増加するという事例がいくつもある。そのような五月雨式の情報開示は、情報漏えい対策が不十分という印象を植え付ける。そうならないためには、何か怪しいと思われることが起きたときに、実態をすぐに把握できる体制が重要だ。
MailDepotはメールアーカイブの重要な機能である、「検索性」を考慮して作られている。全文検索から絞り込み、誰が、誰に、いつ、何をメール送信したのかを簡単に把握できるのだ。
●シナリオ3:メールの不自然なやりとり/送受信
上記のシナリオ2をクリアするためには「なんらかの情報がやりとりされているようだ」という痕跡を把握できなければいけない。そのため、メールアーカイブには「異常検知」機能も必要である。
情報漏えいの痕跡は、「いままで通信がされていないようなドメインや、特定のフリーメールなどへのドメインに対して、いままでにない通信量でメールがやりとりされる」といったような、変則的な通信という形で現れることが多い。それを見つけられれば、さらにそのメールの中身をみることで、情報漏えいの現場を押さえることができるだろう。
MailDepotは、このアラートやレポートの機能が充実しているので、アラートの設定を最初にやっておけば、常に管理画面を見る必要もなく管理、運用が行えるのだ。
MailDepotの管理画面では、容量管理や日別の通信量ランキングなどを確認できる(クリックで拡大します) |
MailDepotに込めた思い | ||
MailDepotにより、メール管理者はこれらのシナリオをクリアできる機能を手に入れられる。MailDepotが提供するのは、セキュアな環境と高いパフォーマンスだ。
その実現に、開発者としてのこだわりを見せたと石曽根氏は語る。「メールアーカイブ機能を実装する上で重要なのは安全性です。まずきちんと保存できることがありきで、誰にも改ざんをさせないという点にも注意を払っています」。そして高速性というところも、エンジニアの工夫が生きている。「一番こだわったポイントは、高速な全文検索エンジンですね。バックエンドのエンジンとして、オープンソースデータベース「PostgreSQL」をフル活用し、われわれの持っているノウハウをつぎ込んでいます」(石曽根氏)。
使い勝手にもこだわっている。メールアーカイブは安全に保存するだけでは意味がなく、いざというときに「目当てのメールを特定できる」ことが必要だ。その部分について石曽根氏は「メールアーカイブのリポジトリから特定のメールを探すには、メールアドレスで検索して、そのあとまた特定のキーワードで絞り込んで……というように、絞り込み検索が多用されます。そのため、ユーザーインターフェイスも絞り込み検索を前提として作っています。ここも、私たちが強く意識したところですね」と語る。検索の対象は本文だけではなく、添付ファイルももちろん対象となっている。
“安全”と“高速検索技術”が組み合わされたソリューション、それが、“MailDepot”という形になったのだ。
シンプル・イズ・ベスト、それが決め手 | ||
メールアーカイブは決して単なる「保険」ではなく、メールをビジネスで使う上で「信用」を確保するために必要なツールである。
MailDepotのキーワードは「安全」「高速」「大容量」だ。さらに、この性能を138万円(メール保存容量2テラバイトの場合)で手に入れられることも大きな特徴だろう。もちろん、Microsoft ExchangeやLotus Notes/Dominoにも対応しており、どのオフィスでもすぐに活用できる。
情報漏えい事件は突然発生する。その日がやってきてしまう前に、事前の対策が重要だ。SRAではMailDepotの「試用版」も用意している。導入事例などを参考にしながら、実際にメールアーカイブを検討してみてはいかがだろうか。
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提供:株式会社SRA
アイティメディア 営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2010年9月30日
ソリューションFLASH Pick UP!
Enterprise Vault
シマンテック
シマンテックの「Enterprise Vault」は、単にメールを効率よく保管することだけでなく、企業内に蓄積される非構造化データをどう活用するかをゴールに見据えた包括的なプラットフォームとして設計されている。
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コンプライアンスの第一歩は「メールアーカイブ」 〜SRAが「MailDepot」を提案する理由〜
メールをアーカイブすること、それはコンプライアンスへの取り組みの証明。それは、市場に対して企業活動の透明性を証明すること。そしてメールコミュニケーションに伴うリスクから、企業の存続を守る第一歩だ。